購入した冊子に、『初見演奏のポイント』というのが載っていて、その中に『目分量で音の高さを探らない』という一文がありました。ドキッとします。目分量で…探ってるよ…。ありゃー。だいたい音符たちの傾き具合でこのくらいの音かな?と音を出してみて、違ったら訂正、みたいな…。うーん、ここに書かれるということはきっと多くの人がそうしている、ということでしょう。ということは、半ば生理的なものなのでは…。ハハハ。わかりませんが。脳みそさんは1個1個見てたらエネルギーを使うから、まとめてこんな感じかと推測しがち、省エネ体質、ってことでしょうかねぇ。
それから次にまた出てきました。『各調の音階、カデンツを暗譜で弾けること』。この冊子には体に染み込ませろとは書いてありませんが、暗譜で、というのはそういうことですね…。うぅ…。カデンツがねぇ…壁でございます…。

そうですか…。ということでワタシ流に細かくして、ハ長調のカデンツの右手最初の和音は小指がスケールの主音のド。和音はきれいなお団子になっていないので、転回形だろうと…。転回形はまだよくわかっていないので深堀せずにそっとしておきます…。次の和音も小指はド。ドミソのドを上に持ってきた形でしょうか。次は属七の和音といわれる半端な印象の音で、小指はシ。最後はスッキリとドミソド、小指はドでおしまい。えーと、だからハ長調のカデンツの和音の上の音はド、ド、シ、ド、ってことがわかりましたよ…。このドドシドを基準に下を考えればいいのかな…24個あるから先は長いぞ…。暗譜するのが早いか、考えて弾くのが早いか、悩ましいですね…。
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