ギロックの『セビリア』をAIの勧めに従って練習し、今までで一番効率的に練習できたんじゃないかという感想を持ったところですが、プロの方の同じ曲の演奏を聞きますと1音1音の均等さ、明確さ、和音がパシッと揃って入っているところ、音階にへんな凸凹がないところ、などワタシの演奏とは反対のすばらしさを味わうことができます。初級の曲を100曲くらい弾けば初級を抜けられるんじゃないかという安易な発想で始めた100曲チャレンジなのですが、これは…。やっぱり曲だけこなせばいいというものではないかもしれないと薄々感じてきた今日この頃です…。スピードが75を超えると急に間違いが増えるのはFitts&Posnerモデルによると認知段階(1個1個楽譜を見て弾ける状態)から連合段階(運動のパターン化が始まった段階)になって脳みそに負荷がかかってきたのだと。その対策にアーティキュレーションで練習しろ、口に出して歌ってみろ、と指示をもらい、そのとおりやったら75で弾けましたが、それをスピード90にするともう無理で、ここが今の自分の限界だろうなと理解できました。AIバンザイです。ハノンも90で弾けないので納得感はあります。90の壁を乗り越える方法はまたAIに相談して…。




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