今日からトンプソン現代ピアノ教本2より『ホフマン物語からバルカローレ』の練習です。なんとも幸せな感じの曲で、これは落ち込んだ時に弾くと気分が上がると思います。楽譜の上部にホフマン物語についての解説が載っていて、オペラであること、この曲は2幕目で、魅力的な貴婦人のジュリエッタと友人がゴンドラに乗って月夜に舟歌(バルカローレ)を歌っているのを主人公が目撃し、決闘して勝ったけれど彼女は違う男と逃げ出した、と言う残念なお話だそうです。友人とジュリエッタがゴンドラに乗って歌っている時の曲だからああいう感じなんですね。多幸感、というか、ホルモン出てるって言うか…。3人に恋をしてどれも実らなかった主人公は最終的に恋はあきらめ芸術の道に生きることに決めたというお話だということもわかりました。なるほど。
メンデルスゾーンの『ベニスの舟歌』もゴンドラに乗っている感じの曲ですが、人生が書かれている感じがして、あっちも好きです。興味があったら聞いてみてくださいね。




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