ピアノを習っていた子どもの頃、先生に音が汚いと言われたことがあります。そこは音が硬いからもっと優しくね、とか、もっと柔らかく、とかも言われたことがあります。言われた時は「?」となるのですが、子どもの頭の中で変換され、音が汚い=強く弾きすぎ、優しく=柔らかく、優しく・柔らかく=弱く弾く、と思っていました。先生も子どもに説明するのは大変ですね。特に出来の悪い子に…。
今は、調べると出てきます。お気に入りの検索AIGensparkに尋ねてみたら、出てきました。
①硬い音: これは主に高周波成分が強調されている音です。具体的には、約2kHzから8kHzの範囲での周波数成分が顕著であり、この範囲の音は鋭く、明瞭な印象を与えます。硬い音は、演奏者が鍵盤を強く叩いたり、ハンマーが弦を強く叩くことによって生じることが多いです。
②柔らかい音: これに対して柔らかい音は、低周波成分が豊かであり、高周波成分が抑えられています。具体的には、約100Hzから2kHzの範囲での成分が強調されることが多く、この範囲の音は温かみや深みを感じさせます。柔らかい音は、演奏者が鍵盤を優しく叩いたり、ハンマーの力加減を調整することで得られます。
なるほど、高周波成分(2KHz~8KHz)が出る音が硬い音なんですね。つまり、強い音は高周波成分が多いということですね。はい、わかりましたよ。そして低周波成分(100Hz~2KHz)の多い音が柔らかい音。だから先生方は指の腹で弾けと言うんですね。『重さは同じであれば、落下時にかかる圧力は表面積によって異なり、小さい面積を持つ物体は、同じ重さでもより集中した圧力をかけるため、より深く沈むことが期待されます』(これもGenspark。こんなこと聞くなよ、って感じですが…)
調律師さんにハンマーをモフモフに調整してもらったら、柔らかい音しか出ないピアノができあがる、ということですかー。おもしろいー。
わかるって楽しいですね。しかし、わかったからと言ってすぐ指の腹で弾けるようにはならないのでした…。

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