196 なでる

昨日、Eテレ『3か月でマスターするピアノ』の本田先生の手が鍵盤に吸い付いて見えるのはなぜだろう、と思ったところですが、検索AIでピアノの弾き方の流派について調べていったら「重力奏法」というものを見つけました。重力奏法?なんぞや…。読んでいくと、

『指先の力ではなく、腕全体の重さを鍵盤にかける』

『指を鍵盤に「刺す」または「なでる」という意識を持つことで、指先が柔軟に動きます。この柔軟性は、力を逃がすための重要な要素』

『指の運動は手首と密接に連動しており、手首を柔軟に使うことで指先への力の伝達がスムーズになります。手首を固定せず自由な動きを保つことで、演奏中の表現力がさらに向上』

『打鍵時には息を吐くイメージで力を入れ、離鍵時には息を吸うイメージで自然に音を切ります』

『重力奏法は科学的にも支持されており』

などと書いてあり、これらから察するに、Eテレ『3か月でマスターするピアノ』の本田先生の手は、鍵盤をなでるように弾いているから吸い付くように見える、ということでしょうか…。

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